【バーゲンセールはそろそろ終了するか?!】高配当ETFに関する考察来週FMOCにて今後の利上げに関するFRBの意向が注目されていると思いますが、
結果はどうであれ、米国の利下げが今後の1年から数年にわたってすると考えております。
利下げが現実となった場合、最近あまり話題にならない債券・高配当ETFがあがりやすい
のではないかと個人的に思います。
そのため、現在米国金利が天井付近の債券・高配当ETFは絶好な買い場となるでしょう。
※今米国の普通金利は5.5%だから、リスクのある金融商品を買う気が普通に起こらないからね
ステップとして、以下のようにイメージしています。
1.迷走期:利下げ維持 ⇒今、ここ
CPIなど考慮することが多いから、高金利がしばらく維持するでしょう。
積立買い方針向きで、含み損があっても金利貰いながら、待てば良い
2.上昇期:利下げ開始
利下げ開始とともに、利下げペースによるが、徐々に上がってくるでしょう
一方、USDJPYも下がりやすくなるから、積極的に買ってもよいでしょう
3.迷走期:利下げがまた迷いはじめる
半分利食いとかして、VOOなどの株価指数に投じて良いでしょう
以上、今はバーゲンセールの最終局面に来ていると思い、トレードアイデアをお届けしました。
HYGのトレードアイデア
ハイイールド債の動きに注目7/22の米国株は7月のPMIが弱かった影響もあってか下落して終わりました。
景気減速からの緩和期待で上昇する可能性もありましたが、景気後退懸念からの下落のほうが大きかったようです。
今後の相場を予想する上で、$HYGの動きには気をつけたいです。$HYGは米ドル建てハイイールド社債で構成される指数に連動するETFとなっています。
ハイイールド債とは、利回りが高く信用格付が低い債券のことで、ジャンク債などともいわれます。
構成としては債券格付がBBのものが約50%となっています。
ハイイールド債はリスクの高さから、相場の状況に敏感に反応する傾向があります。
例えばS&P500は2022年1月に高値をつけてから下落トレンドに入りましたが、
$HYGは2021年9月に高値をつけてからは高値を更新せず下落トレンドに入っています。
現在、S&P500は6月16日にボトムをつけてから反発局面に入っていますが、
$HYGを確認してみると6月13日にはボトムをつけ反転しています。
直近の反発局面にがどの程度続くかわかりませんが、景気後退懸念がより台頭してくると$HYGが頭打ちとなり、
その後S&P500も再度下値を模索してくる可能性もあるため、$HYGの動きには注目していきたいです。
$HYG 炭鉱のカナリア、ハイイールド債は未だ低空飛行中炭鉱のカナリアとして知られるハイイールド債。
指数の株価変動に先行することもあり、リスクが高い債券のハイイールド債の動きを見ておくといいでしょう。
HYGのダウントレンドは引き続き進行中。
回帰トレンドの中央ライン(ピンク破線)を下回る実線の値動きが直近も続いている。
トレンドライン(黄色線)は広がっていて、下側で低空飛行中だ。
直近ではEMA20を天井に反落に転じた。
ハイイールド債のスプレッドは上昇を続けている。
HYGは下目線に見えるが先週末を見ると、陽線で指数とともに上昇、EMA5(青色線)まで戻している。
金利低下とサマーラリーで上昇トレンドに持っていけるかどうかはわからないが
上目線になるにはせめてEMA20を上抜けていってほしいところ。
6/13の底値がサポートになってるように見えるが、このラインを下回れば下目線。
現状では回帰トレンドの中央ラインを下回る値動きなので
2週間のレンジを上下どちらに抜けるかに要注目。
ハイイールドカーブの分析、ジャンク債、CLO ABS CBO CDOハイイールドカーブの分析、ジャンク債、CLO ABS CBO CDO
簡単な分析と論評が欲しいと依頼があった。
ユーロドル最高値、リーマンショック、節目、節目、で聞かれた思い出
市場は局面は、2018年から2019年は暗転した開幕予想
CLO(Collateralized Loan Obligation)ローン担保証券
ABS (Asset Backed Securities)貸付金銭債権等の資産構成
CBO(Collateralized Bond Obligation)公社債のみで構成
CDO(Collateralized Debt Obligation)貸付債権・公社債で構成
2019-1-2
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