S&P500先物、6,100台を取り戻せず反転今週の振り返り
今週は高値・安値切り上げで6,074まで上昇したが、イスラエル・イランの中東緊迫化により週末は下落しました。出来高が多い価格帯のボックスゾーン(黄色)に再トライしたが、高値6,074.75に到達後上ヒゲで押し戻されています。ローソク足実体ではボックスゾーンを上抜けえきず下落してしまっています。
先週末時点で上昇する場合は 「上部の黄色ボックスゾーンを上抜けるなら、まずは6,100~6,150あたりまでを見込む。米中貿易協議でポジティブな材料がでてくるなら、過去最高値6,236.5から6,300あたりまで上がる動きとなるかもしれない」と書きました。
しかし明確に上回ることはできず6,100台を試すことはできませんでした。高い水準の株価かつ出来高が多いゾーンなので利益確定売りやポジション削減が起きているようです。中東緊迫化もそれ自体の影響にしては下落が小さく、売るタイミングを探してたところに中東緊迫化がきてそれを材料にした利益確定売りが起きたと見た方が自然に思えます。
米中通商協議で米国サイドは合意したかのようなポジティブな報道だったが、中国サイドは合意していないようなトーンで、明確な報道が出るまでは米中関税を材料とした上昇は続きにくい。
現状では中期フィボナッチ(白)の78.6%の上を維持しており、下げ幅は小さい状況です。次週はこの下落の行方を探ることになると思うが、中東情勢次第でしょう。中東情勢の影響は小さいと思いますが、報復攻撃が続いていることや、これらを材料にした売りが続くなら多少の調整につながる可能性があります。
VWAPを上回れない状況が続くなら、下値を探すタイミングとなるので押し目買いを狙っていくといいだろう。VWAPを上回ってボックスゾーンの上抜けに再トライする流れとなれば、高値追いを狙えるかもしれない。中東情勢への反応や米中協議の続報など材料が出てきたときの動きを注視して方向を見定めたい。
次週のシナリオ
①上昇する場合
先週末と変わらず上部の黄色ボックスゾーンを上抜けるなら、まずは6,100~6,150あたりまでを見込む。
②下落する場合
200日出来高加重移動平均線を下抜ける場合は、まずは5月23日(金)安値の5,756.5がサポートテストラインとなる。
5,756.5下回る場合は5,712.75前後が下落調整幅となるか。
先物市場
エリオット波動分析 – XAUUSD(2025年6月16日)
🌀 エリオット波動の構造
H1タイムフレームでは、価格が緑色の1️⃣2️⃣3️⃣4️⃣5️⃣の5波構造を形成しており、現在は第4波の途中と見られます。
先週金曜日、価格は3444の高値を上抜けた後、期待されていた3482への上昇には至らず、反落しました。この動きから、第4波が**フラット型の修正波(黒のabc)**として展開している可能性が示唆されます。
👉 この見立てに基づけば、第c波は3314付近で完了し、第4波が終了する見込みです。その後は第5波に向けて上昇が再開されると予想されます。
🔎 モメンタムの状況
日足(D1):モメンタムは上昇中 → 今週初めのメイントレンドは上昇基調
4時間足(H4):モメンタムは低下中 → 第4波のc波にもう一段の下落がある可能性を支持
1時間足(H1):モメンタムが下落方向に転換しそう → 月曜のアジア時間に価格が下落する可能性あり
🚨 ただし、中東の地政学的リスクにより、特にアジア市場において突発的な価格上昇が起こる可能性も排除できません。
📈 トレードプラン
買いゾーン:3415 ~ 3412
ストップロス:3405
利確目標①(TP1):3444
利確目標②(TP2):3482
大局考察📊 ゴールド6月後半の戦略考察(相場観メモ)
4月に史上最高値を更新したゴールドは、5月に押し目を作らず高値圏で推移。月足では十字線(ドージー)を形成し、上下ヒゲも目立つ形。これは「乱高下=大きな動きの前兆」を示すが、現時点では方向感は不明。ただし、直近のトレンドが上昇である以上、基本は順張り(上目線)で考える。
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🧭 中長期視点の考察
・5/15安値は4/10FVGを埋めにいくIRL狩り
・その後、HH→HLと構造を維持しながら上昇
・5/29・6/9の売りを吸収し、現在は急上昇中=内部ERLを狩りにいく動き
・次は4月高値=外部ERLを目指す流れと解釈
📐4/7安値 → 4/22高値 → 5/15安値でエクスパンション
・100%:3,664
・150%:3,936
・161.8%:4,001
・200%:4,208
この辺りが到達目安候補。
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📅 週間の立ち回り(6月第3週)
・日足は3連続陽線で現在スラスト中
・5月高値に到達=月足はドージーでヒゲあり(乱高下のサイン)
・5月高値を実体で超えられていない=抑え込みの存在あり
▼想定パターン
・週前半(月火):金曜安値まで押し調整
・週後半(水木):再上昇で5月高値ブレイク狙い
・金曜:高値圏で揉む可能性
・7月初旬:4月高値を本格的にブレイクするタイミングか
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以上、6月後半の戦略。
「順張りロング狙い」で押し目の位置をしっかり見極めたい週。
日本語版 – 2025年6月13日 XAUUSDのエリオット波動分析とトレードプラン🌀 波動構造の概要
前回のプラン通り、力強い上昇波が発生しました。ただし、第3波中の第2波が極端に下落し、私たちのストップロスにヒットしてしまいました。これもトレードの一部であり、常に思い通りにいくとは限りません。
現在の第3波を詳しく観察すると、各上昇の長さがほぼ同じであることが確認できます。これは、第3波または第5波が延長波となる可能性が高いことを示唆しています。
エリオット波動理論において、延長波は最も終点を予測しにくい波です。そのため、逆張りの売り(トレンドに逆らう行為)は避け、調整波の構造をもとに順張りの買いポイントを探すのが賢明です。
チャート上では、紫のi ii iii iv vの5波構造が形成されており、iii波が5つの小波に分かれる延長波の可能性もあります。すべての上昇波が似たような長さを持っていることから、この延長のシナリオはさらに信憑性を増しています。
🎯 第iv波(紫)の調整ターゲットゾーン
注目価格帯: 3419および3411
このゾーンは、順張りの買いエントリーポイントとして注目すべきエリアです。
📉 モメンタム分析
日足(D1): モメンタムは上昇を維持しており、上昇トレンドの継続を示唆しています。
4時間足(H4): モメンタムは買われすぎの領域にあり、しばらくこの状態が続く可能性があります。ただし、これは反転リスクの警告でもあります。
1時間足(H1): モメンタムはすでに下降に転じており、第iv波の形成中である可能性をサポートします。
✅ トレードプラン
買いゾーン: 3415 – 3412
ストップロス: 3405
利益確定目標:
TP1: 3428
TP2: 3444
TP3: 3480
📌 注意点: トレンドフォローを優先し、「列車を止めよう」とする逆張りトレードは避けてください。明確なシグナルが出るまで待ち、リスク管理を徹底しましょう。
エリオット波動分析 – XAUUSD | 2025年6月11日
📊 エリオット波動構造 – H1視点
現在、価格はレンジ内で横ばいの動きを見せています。
🔍 波動構造の分析:
レンジ内の構造を詳しく観察すると、3波構造が形成されているのが明確に分かります。さらに、過去には**abc修正波(黒)が見られ、これは第1波の始まりとして三角保ち合い(12345・緑)**が形成されている可能性を示唆しています。
現在、第4波はすでに完了しており、価格は第5波の段階にあると考えられます。第5波は3波構成の可能性があり、3349を上抜けることが、第5波の天井確定の鍵となるポイントです。
☄️ 通常、第1波が三角保ち合いで終わると、次は鋭く深いジグザグ型の調整が発生する傾向があります。
🎯 想定ターゲットゾーン(フィボナッチ+出来高プロファイル):
ターゲットゾーン1: 3352 – 3355
ターゲットゾーン2: 3362 – 3365
⚡ モメンタムの見通し:
D1: モメンタムは上昇に転じつつある → 今回の調整はそろそろ終了か
H4: 買われすぎの領域 → 3349を超えた後、モメンタム反転に期待
H1: 下落への転換が近い → 3315を割らなければ第5波の完了が近い可能性あり
📌 トレードプラン:
🔻 売りゾーン: 3352 – 3355
⛔ ストップロス: 3369
🎯 TP1: 3334
🎯 TP2: 3307
ゴールド、昨日の高値を抜けたら、上を目指すゴールド、日足です。
黄色のパスの部分で、高値安値を切り下げていましたが、
高値は、フィボナッチの0.786まで戻し、安値も、1.272の更新にとどまりました。
ときどき、1.272はダマシの可能性があると、お話していますが、0.786も同じく、ダマシの可能性があります。
1.272に0.786をかけると、限りなく1に近づきます。
右下に、2つのフィボナッチ・リトレースメントを、並べました。
さて、緑色の日足切下げ線をブレイクして、
白色の〇の部分で、切下げ線に少し、ギャップはありますが、
リターンムーブがあったと考えています。
また赤い20SMAにサポートされたとも、考えています。
また、水色の〇では、一旦、1.272から下げましたが、この高値に、
再度、トライすると考えています。
エリオット波動分析 – XAUUSD トレード戦略アップデート | 2025年6月10日
現在の相場では、いくつかの波動シナリオがほぼ同等の確率で存在しており、短期的なノイズを避けるために時間軸をH4に移して分析します。
🔹 重要な価格ゾーン
昨日のアップデートでも述べたように、3340は引き続き重要なレベルです。価格はこの水準を突破できず、3307まで下落しました。
🔹 モメンタム & ボリュームプロファイル
H4: 次のローソク足1本で、モメンタム指標が売られすぎのゾーンに入る見込み ⇒ 下落の勢いが弱まってきているサイン
ボリュームプロファイル: 価格はPOC(青色ゾーン)で明確な反応を見せており、今のところブレイクの兆しは見られません
🧩 2つの主要シナリオ:
🔸 シナリオ1:第5波の下落が継続
価格は第5波の形成中で、ターゲットは以下の通り:
🎯 ターゲット1:3290
🎯 ターゲット2:3279
✅ ブレイク確認:3294を明確に下抜けた場合
⚠️ 注意: 最も見えやすいシナリオですが、実際のトレード経験上、こうした「わかりやすい」パターンは騙しも多いため、慎重に対応する必要があります。
🔸 シナリオ2:調整終了 – 第3波上昇開始
黒のABC波はすでに完了済み
直近の上昇は第1波、現在は第2波の途中
まもなく第3波の強い上昇が始まる可能性
✅ 必要条件1: 価格が3340を上抜けること
✅ 必要条件2: 黒のb波の高値をブレイクすること
➡️ このシナリオでは、リミット注文は機能しにくいため、リアルタイムの価格アクションを見ながら判断する必要があります。
📉 モメンタム分析
日足(D1): モメンタムが売られすぎゾーンに入る直前 ⇒ 今後5~7本のD1ローソク足で反発の可能性が高い
H4: 同様に売られすぎに近づいており、本日中に反発が起こる可能性
🎯 トレード戦略
🔵 買いゾーン1:
• エントリー価格: 3292 – 3289
• ストップロス: 3282
• 利確ターゲット:
– TP1:3306
– TP2:3340
– TP3:3375
🔵 買いゾーン2:
• エントリー価格: 3281 – 3279
• ストップロス: 3271
• 利確ターゲット:
– TP1:3307
– TP2:3340
– TP3:3375
6月10日の金価格分析金価格は昨日、トレンラインとEMA 34で反応し反発したものの、依然として3335のブレイクアウトゾーンを下回って終値を付けました。
3335が今日も堅調である限り、下降トレンドは継続する可能性があります。
H4は、地方港エリアが3295と3275にあることを示しています。これは、地方港エリアの3339と3365とは反対方向です。
H1は依然として明確な下降トレンドを形成しています。3309は直近のレジスタンスゾーンです。このゾーンを上抜ければ、スキャルピングブレイクアウトの可能性がある価格帯です。3309を突破すると、金は3327に向かうでしょう。売りたい場合は、売りキャンドルからの確認を待つ必要があります。買い手が価格を3327を力強く突破した場合、昨日の米国セッションのレジスタンスである3338付近を待つ必要があります。日中のレジスタンスとサポートは、3275と3365付近で確認されています。